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2016.09.19採用担当者ブログ
★採用担当者blog★vol.204 あの園が大好きでした
佐々木です。今週はずっと雨のようですね。くせ毛なので、髪の毛がチリチリになる日が続きそうです。
さて、この連休中、とある自治体主催の就職面接会に参加しました。
何十という保育事業者の集まるイベントです。
今回はそこでの話を。
今回は、会場に来た方に、積極的に勧誘をしても良い催しだったので「これは、ナンパが上手な男子を連れて行くしかない」と思いました。
残念ながら、採用チームにナンパが得意そうなメンバーは見当たりません。
そもそも、男性が少ない。
そこで、社内でもっともナンパがうまそうなスタッフに声をかけました。
得意技はサッカーのスポーツマン。
名前は、流行りの「さいとうさんだぞ」です。
さいとうさんです。
ちなみに、グローバルキッズに約26人いる「さいとうさん」のうちの、1人の「さいとうさん」です。
「休日に、ナンパをしてほしいんだけど」というお願いに、快く応じてくれたさいとう。
ちなみに、我ながら、そんな理由で連れて行くのもどうかと思いますが。
さて、当日。
とある格式あるデパートの9階で、その催しは行われました。
当日は、何十もの事業者が参加していました。
かなり適当な、しかし大真面目な理由で連れて行った、「ナンパ師さいとう」でしたが、こちらの期待以上の働きぶり。
次々に女性に声をかけ、説明をし、ブースにも連れてきてくれます。
これは、ナンパの申し子だ!
さすがだ!
私の目に狂いはなかった!
と、1人でホクホクしていました。
ちなみに、ナンパが上手そうというのはただのイメージで、実際の彼の私生活は分かりません。
今回は、そんなナンパ師さいとうの、ナンパテクでも紹介しようと思ったのですが、やめることにします。
なぜならその催しで、とても感動することがあったからです。
迷わずそちらをご紹介したいとおもいます。
ナンパの極意は、あらためて別の機会に。
さて、そのイベント開始直後のこと。
とある女性の方が私達のブースにいらっしゃいました。
「こんにちは。お話いいですか?」
どうぞどうぞ喜んでと言いながら、お座りいただきました。
笑顔の素敵な女性です。
座って、早速、その方がこうおっしゃいました。
「実は、以前、うちの息子がこちらの園でお世話になってまして…」
一瞬、時がとまり、すぐに我に返りました。
あれ、保護者の方?
でも、今日は就職相談会だけど…どういうことだ??
私も、横にいたナンパ師さいとうの頭にもハテナが浮かんでいると感じたのでしょう。その方は笑顔でこうおっしゃいました。
「息子が1歳の時に、こちらの園に通わせてまして。ここの園の先生達にすごくお世話になりまして…。初めての子育てで不安だったんですけど、本当に良くしていただいて。ほんとに、私、大好きな園だったんです」
その方は続けます。
「今は引っ越しで転園してしまったんですけど…息子も本当に担任の先生のことが大好きでした。
もともと大学時代に児童心理を勉強してたのもあるんですけど、そんな先生達の姿をみて、私も、そんな風に仕事したいって思ったんです」
以前は金融機関に勤めていたというその方。
今はなんと、保育士の資格をとるべく、専門学校に通ってるとおっしゃるではありませんか!
なんと言いましょうか。
もう、感動です。
私も、恐らくその場にいたさいとうも。
いや、感動して泣きそうになりました。
その方も素晴らしいと思いましたし、その方がそう思うまでにいたった職員の力といいましょうか。そこの関係性を思うと、感動せずにはいられませんでした。
子ども達が先生に憧れて、この業界を目指すということは、決して珍しくないと思います。
でも、ここにいる、1人の保護者の方が、心動かされ、保育士になろう、自分のやりたい仕事をやろうと、前に進もうとしているということ。
大げさかもしれませんが、何か奇跡のようなものを感じました。
ほんとにあの園が大好きなんです。
先生達に感謝してるんです。
自分もそんな仕事がしたいんです。
きっと、本人達が聞いたら、心から喜ぶのではないでしょうか。
この仕事をしていてよかったと、心から思うのではないでしょうか。
もちろん、しっかりと園には伝えますとお約束しました。
こんな話を聞くと、保育業は、サービスなどという言葉では片付かないような、本当に子ども達やそのご家族、その生活と一体となったお仕事なのだと、あらためて感じます。
この1年ほど、随分とこの業界のことが、メディアにもとりだたされるようになりました。
その大半は「問題」という言葉に置き換えられ、様々な論調を呼んでいます。
採用としても、たくさんの方のお話を聞きながら、まさにその渦中に身を置いていると実感しています。
もちろん、取り上げられている「問題」に目を向けることは大切なのですが、それだけでは、あまりに悲しいと思っています。
そして、違和感も感じています。
本当のこの仕事の価値ってなんだろう。
ここで働く人達、そして関わる人達は、どんな想いでいるのだろうか。
出来ればその本質みたいなものに、もっと陽を当てたいと思っています。
何の仕事でも、その仕事をした人にしか分からないこともたくさんあるでしょう。
でも、周りから見ているからこそわかる価値も、同じようにたくさんあるはずですから。
〇〇先生は新卒さんでしたよね?
●●先生は、産休はいつまでですか?
◎◎先生は今どちらの園にいらっしゃるんでるんですか?
楽しそうに話すその方から出てくる名前の一つ一つは、もちろん私自身もよく知っている名前でした。
そして、それを聞いたら、きっときっと喜ぶであろう、その表情もありありと浮かんできました。
どのメンバーも、とっても素敵な保育者です。
そのお母さんの心には、その職員達の姿が、しっかりと刻まれているのでしょう。
素敵なお話をありがとうございました。
どうぞ、お勉強頑張って、夢を実現させてください。
お待ちしています。

(佐々木)