
2017年4月に開園したグローバルキッズ西大島園。
開園3年目にして初めて園庭に植えてある渋柿を収穫し、5歳児クラスのピクルス組さんが干し柿作りを行いました。柿の木は、保育園づくりをしている本社の開発チームが、経験豊かな施設長なら保育に取り入れ、必ず活用してくれるだろう。との想いから植えたようです。
「桃栗三年柿八年」ということわざもありますが、今回収穫できた渋柿は15個。グローバルキッズ西大島園では、子どもたちに自然との関わりや物事の過程を知り、旬の食材に触れ、季節を身近に感じて欲しい。というねらいがあります。時間をかけてじっくり丁寧に伝えていきたいですね。
今回、栄養士の二宮葉月さんが干し柿の作り方を調べ、綺麗に柿の皮を剥く下処理をしています。「食べたことある!」「かき!」と子どもたちの声が飛び交う中、柿を割り箸に2個刺し、カビが生えないように、二宮さんがお湯にくぐらせ、準備は完了!
干し柿をテラスに吊るしました。
「いつできる?」と楽しみにしている子どもたち。毎日観察して、干し柿の出来上がりを楽しみに待ちます♪
<干し柿作りから約2週間、完成の連絡を受け再度グローバルキッズ西大島園へ>
完成品がどうなったか子どもたちを驚かせる為に、目を閉じてもらいました。担任の先生が干し柿を前に差し出します。お待ちかね、干し柿の登場です!子どもたちは、収穫時の綺麗なオレンジ色から変化した干し柿に「小さくなっている」「しわしわだ~」と驚いていました。
<食育を担当した 栄養士 二宮さんにインタビュー>
GKで働くきっかけ
園長としてグローバルキッズで働く母からの勧めでした。栄養士として働く先の候補には、病院もありましたが、どうせなら子どもたちが笑顔で食べている瞬間を見れたり、子どもたちが苦手なものを食べれるようになった時の感動を共にわかちあえるような環境であることに魅力を感じ、親子でグローバルキッズで働いています。
食育で心に残っているエピソード
5歳児のピクルス組で三色食品群についてのお話をしたことです。
「みんなが食べている給食は三色のチカラ(力になる、体をつくる、病気から体を守る)となるように考えて作られている」ことを伝えました。
「給食を食べるとどんなチカラがでてくるかな?」と尋ねると「あしがはやくなる」「うんどうしんけいがよくなる」「びょうきにならなくなる」「ちをつくる」など様々な意見が飛び出しました。
また、献立に出てくる食品を使って、みんなで三色のおうちに分けてみました。子どもたちは、一生懸命考えながら分けていました。
ピクルス組には、12月からお当番さんに献立を見て三色のおうちに分ける作業をお願いしています。今回のお話で「バランスよく食べること」や「食べ物に感謝する」ことについて考えることができたと思います。
※お誕生日の子どもには、給食にイラストを添えてお祝いしています。
