REPOログ
#35

子ども達だけではなく、保育士の先生も含め「お預かりしている」という気持でやっています

グローバルキッズ神楽坂園

開園して1年になりますが、開園当時どのようなことを考えましたか?

 まったく新しい人、異動してくる人、みんなでいいところいっぱい持ち寄って目標を一つにしてつくりあげていく、こんな「ゼロスタート」ができることに楽しみを感じていました。先入観なしに自分達の考えることをカタチにしていく、その過程で園への愛着も一層深まるだろうし、すごく良いチャンスだと考えていました。

大変なこともあったかと思いますが。

 それぞれみんな自分の仕事を抱えながらの開園作業だったので、スタッフ一同を集めて打合せをするための調整が難しかったです。電話でやりとりをして打ち合わせをしたり、みんなで集まれなくても個別で時間をつくって調整したり、何とか工夫して乗り切った分、無事に開園することができたときは、みんな喜びもひとしおでした。

園が実際にスタートしてからはいかがでしたか?

 子ども達だけではなく、保育士の先生も含め私は「お預かりしている」という気持でやっています。一人ひとりの個性や気持に寄り添うのは保育士の先生に対しても同じ。ちょうど自分の娘と同じぐらいの年齢だから余計に気にかけてしまうのかもしれません。地方から出てきている子もいるし、「ひとりじゃないよ、みんな仲間。なにかあったら言って欲しい」というような声かけは特に大切にしています。仕事を教えてあげるのも大事なことだけれど、ほとんどが人間関係の職場ですから、お互いを思いやっていくのが一番大切なことです。

うちの園では休憩室から笑い声が響いたり、それぞれがONとOFFの切り替えをしっかりして休むときはしっかり休むなど、雰囲気はすごくいいです。このままみんなが同じ方向を向いて園が育っていってくれればいいなと思います。

こちらの園の保育の特徴はどんなところでしょう?

 「担当制保育」を導入していることです。これは私が会社のハンガリー研修で目の当たりにしたことがきっかけなのですが、一人ひとりに深く関わるこの保育に大変感銘を受けまして。

子どもは学年が同じでも、誕生月や家庭環境によって発育状況が全然違うんです。担当制保育であればその子との時間が確保できますから「育ち」を見逃すことなくちゃんと見てあげることができるんです。また、園での時間と家庭での時間を別々にとらえるのではなく、「その子の24時間」として保護者の方と連携をとって細かく、そしてトータルに日課をたてていくことができます。子どもの方も、「いつも自分の面倒を見てくれる先生」と認識し、そこに信頼関係が生まれます。何より、一番いいのは子どもが落ち着くことです。

開園当初から担当制で運営してきたのですか?

できれば最初から担当制でやりたかったのですが、新園なので落ち着いてからでないと難しいかなと判断し、最初は「一人ひとりをよく見てあげて」と促すことに重点を置きました。園運営が軌道に乗ってきた頃合をみて担当制を導入していきました。

先生にとってこの仕事の魅力を教えて下さい。

 子どもって思いもつかないことをやってくれるんですが、でもやっぱりそれが子どもたる所以だろうし、そこがかけがえなく可愛いいです。日々、子どもに驚かされ、感心させられ、その子が発した言葉ひとつが神の言葉のように聞こえるときがあり、自分が生きている上での糧となっています。苦労もあったかもしれないけど、それを苦労として覚えてないというか、苦労もまた笑い話になってしまう。おもしろい子ども、おもしろい職員、この仕事に関わる環境や人、すべてが私にとって魅力です。

ありがとうございました。

 

 

 

  • HOME
  • REPOログ
  • 子ども達だけではなく、保育士の先生も含め「お預かりしている」という気持でやっています