#29
成長のプラスのエネルギーに煽られながら自分も一緒に成長していられる。

保育士を目指したきっかけは?
自分が保育園を卒園する頃から将来は保育士になろうと決めていましたね(笑)。
当時から、自分より年齢の小さい子と遊ぶのが好きでよく面倒を見てあげていたんです。自分としては好きだし楽しいからそうしていただけなんですけど、周りの大人には「面倒見のいいお姉ちゃん」と映ったみたいで、「ありがとう」とよく言ってもらっていました。自分としても幼いながらに、このことで自分は周囲から認められているんだという感覚があって、好きなことをやってお礼を言われるなんてこんないいことはない!と、これがきっかけです。
子どもの頃から夢みていた保育士、途中でその夢がブレることはありませんでしたか?
なかったですね。むしろ、「自分が保育士になったら」という視点でずっと物事をとらえたり考えたりしていました(笑)。先生に何か言われても、あ、こういういい方だと伝わるんだな、とか逆にこんないい方じゃダメなんだな、とか。
学校を卒業して保育士になってからもう20年近くたちますが、産休、育休を除いてずっと現場で保育士を続けています。
キャリアを長く積み重ねくる中で、この仕事の魅力をどんなところに感じますか?
すごいスピードで成長していく幼少期のエネルギーの中にずっと一緒にいられるということです。成長のプラスのエネルギーに煽られながら自分も一緒に成長していられるって他の仕事にはなかなかないんじゃないでしょうか。
毎日の保育ではどんなところを大事にしていますか?
「子どもの気持ち」をよく見る、ことですかね。「子どもを中心とした保育」という言葉がありますが、この言葉の意味を追求すると、「子どもの真ん中にあるその子だけが持っている気持ち」をしっかりと見てしっかりと受け止める、ことではないかと。外側は泣いているかもしれない、だけど、イヤで泣いているのではなくて本当の気持ちっていうのが泣いている中にあるんですよ、そこの部分を見つけていく、これは一番大切なことだと感じています。
ありがとうございました。

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